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腰痛の原因と対処法

腰がだるい、腰部が痛い、でん部が痛い、おしりから足にかけて痛みがあるものまで幅広く腰痛と呼ばれています。

原因から考えると大部分の腰痛は次の5つに分けることができます。


①ぎっくり腰、打撲など外的要因によるもの


②内臓の疾患に由来するもの


③同じ姿勢、腰に負担のかかる姿勢を長時間続けていたためになるもの


④①~③が複合して起きているもの


⑤お年寄りの骨粗しょう症からくるもの


原因によって対処方法が違うことはいうまでもありませんが、①のぎっくり腰など、急性の腰痛のときには動かさない、暖めないことが鉄則です。
②のように内臓の疾患がある場合は、その根本的な治療が必要となります。

長時間座る仕事には、腰痛がつきものです。これは立っているよりも座っているほうが腰に負担がかかるためです。立っているより負担が軽いのが、実は歩いているときなのです。


ですから、③のような肉体疲労や血行がよくないために起きている腰痛の場合は、1時間に2.3分でもデスクを離れて歩くことです。これは簡単ですが、自分でできるもっともいい腰の調整方法なのです。


もっとも簡単で誰にでもできて、害になることがほとんどない腰痛の対処法は、何も持たず、スニーカーなど歩きやすい靴で歩くことです。
⑤の場合は、骨を丈夫にするカルシウム、ビタミンDをとりましょう。また、大豆イソフラボンには骨からのカルシウム流出を防ぐ働きがあるといわれていますので、あわせてとることをおすすめします。


①~⑤までに共通しておすすめのサプリメントは、活性酸素除去のビタミンA、C、E、骨と骨を支えて
いる組織の成分であるコンドロイチンやコラーゲンです。また、骨を強化するカルシウムとカルシウムの吸収を助けるビタミンDも効果的に摂取しましょう。さらに、軟骨の老化を防ぎ、変形した軟骨を再生すると注目を浴びているアミノ酸の一種、グルコサミンもおすすめです。


しかし、腰痛にはこれら5つだけでなく、ストレスをはじめ、さまざまな原因があります。簡単に治らないような場合は、何かほかの原因を探ってみたほうがいいでしょう。